大きな揺れの後にすべての電源が失われ、寒い部屋の中でなんら状況もわからずに、ただ布団にくるまっているしかなかった五年前の秋田でのこの日。
未曾有の大惨事から5年経ち、あの日と同じ金曜日を迎えました。
今は山形で酒造りをしている、鈴木酒造店長井蔵。
今日のための献杯酒として、福島県産の「夢の香」と東北(秋田)発祥の6号酵母で醸されたお酒が造られました。
酌み交わしながら犠牲者、被災者に思いをはせ、明日への希望を語り合ってほしいとの思いを込めたお酒です。
復興にはほど遠い状況ではありますが、被災地の方々はそれぞれにがんばっていらっしゃいます。
このお酒がいつの日か浪江で造られる日を思い、今宵よりこのお酒で献杯したいと思います。
今宵、ほの家で一緒に献杯しましょう!