スゴイ&悲しい

夏田冬蔵 星あかり今朝の新聞に、先日の地震に関して、すごいな~と思うこと、悲しいな~と思うニュースを見つけました。
すごいな~と思ったのは、停電に至るまでの経緯が示されたグラフ。
電力の低下を周波数で表現できるのですね。
一般に東日本は50Hzで、西日本は60Hzの電源周波数だってのはご存じかもしれませんが、その精度についてはあまり知られていないかもしれません。
かつて家電機器に組み込まれるコンピューターのソフト開発をしていた店主の与太話として読んでくださいね!
いろいろな家電には時計が組み込まれていますが、その時計が狂ってしまって困った経験はありませんか?
家電に限らず、時計というものはいつも精度との戦いでした。
現在では、GPS受信機を備えた機器がもっとも精度がよいですが、ちょっと前までは電波時計という、日本に二つあるアンテナから時刻情報を放送してそれで時刻を合わせるというもの…
どちらも、無線の受信機を内蔵する必要があり、若干高価になるのがネックでした。
それ以前や、現在でも安価の機器類はクォーツによる時計を内蔵していますが、これは温度の変化等により結構な狂いが発生します。
そんな中、家庭用コンセントを使用する機器で圧倒的な精度を誇っていたのが「電源周波数同期式」と言われるタイプ。
家庭用コンセントは交流の電気が来ているのですが、その交流を計測して時刻計算を行う方式です。
店主は、若い頃ビデオデッキを数台所有していたのですが、その中の一台~初めて買ったベータ方式のビデオ~が、その方式でした。
後にVHS方式のビデオを追加したのですが、そちらはクォーツ式…
一緒に使っていると、クォーツ式の方は一月も経たないうちに、結構時刻がずれてしまい、毎月のように時刻修正していましたが、電源周波数方式はまったくといっていいほど狂わず、重宝したものでした。
それは、電力会社の努力の結果だったという事なんですね。
なんだかんだで二週間が経過し、元にもどりつつあります。
でも、まだまだ避難を続けてる人がおり、傾いた家がそのままという方もいます…
そこが、心ない人たちの中で観光地のように扱われているんだとか…
嘆かわしい出来事ですね。
なにより、立ち入り禁止区域にはいって二次災害にでもあったら、どうするつもりなのか… ちょっと思慮がたりないな~と、悲しい思いです。

ちょっと固い話になってしまって、申し訳ありません。

今宵オススメの日本酒は「夏田冬蔵 星あかり」
ほの家の定番、天の戸のお酒です。
このお酒の名前は、「夏は田んぼで働き、冬は蔵で働く」という、杜氏のワークスタイルを表しています。
精米歩合40%という純米大吟醸ゆえ、しっかりうまみがありつつもクリアな味わいとなる、いいお酒~!
いいお酒はなくなるのも早い!
先日入荷の「美酒の設計」は、こちらで紹介する前に完売になりました(>_<) お召し上がりはお早めに~ 今宵も、札幌市最北の日本酒居酒屋、ほの家でお待ちしております~!

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